とあるはぐれものの戯言

子育てと仕事、どっちも楽しみたい

家族で楽しむボードゲームレビュー<1>真っ暗闇で遊ぶ!?夜におすすめSHADOWS IN THE FOREST

新型コロナウイルスの影響による外出自粛で、家で家族で過ごす時間が増えましたね。

7歳と5歳の娘がいる我が家は、ここのところ毎日のようにボードゲームで遊んでいます!

元々夫婦ともボドゲ好きで仲間内で色々遊んできましたが、5歳の娘でも楽しめるものとなるとやはりある程度選ぶ必要があります。

 

今日おすすめするのは、こちら SHADOWS IN THE FOREST(ドイツ原版名:Waldshattenspiel)

 部屋を暗くして遊ぶというのがとても変わっていて面白いゲームです!

パッケージには8歳からと書いてありますが、大人と一緒なら5歳でも遊べます。

 

簡単なルール説明

暗い森の中、探検家はライトを照らしながら妖精を探して進んでいきます。

妖精は、探検家に見つからないように木の陰に隠れながら仲間がみんな集まるようにします。

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かわいい妖精さんたち

 

マップボードに木のオブジェクトを置いて準備をします。

 

探検家は1人。ランタンを持ちます。マップ内の赤い石にランタンを置き、そこからスタートになります。

 

妖精は最大6人(6匹?)。スタートの時には一つの木に一人の妖精が隠れられます。妖精が隠れる間、探検家は目をつぶってどこに隠れたのかわからないようにします。

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スタンバイする探検家と隠れる妖精さんたち



例えば4人でプレイする場合、探検家1人に妖精が3人になります。
妖精側はチームで、どうやって動くかみんなで相談しながら進められます。小さい子でも大人と相談しながら動かせるということです。

 

 

探検家はサイコロを振って、石の上を進みます。苔の生えた石のところでのみ、進行方向を変えられます。

妖精は探検家のランタンの光に当たってしまうと、マスクを剥がされてしまいます!

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マスクを剥がされた!

 

マスクを剥がされた妖精は凍らされて動けなくなってしまいます。仲間の妖精は、凍らされた仲間を助けなければなりません。

 

妖精のターンの時には、探検家は目をつぶり、妖精は光に当たらないようにしながらマップ内を移動します。

 

探検家がすべての妖精のマスクを剥がせたら探検家の勝ち。
一つの木に全部の妖精が集まることができたら、妖精の勝ちです。

 

 

このゲームの面白いところ

まず単純に、このゲーム、暗闇の中で灯りを動かすというのが面白いですよね!

妖精たちがかわいくて、かくれんぼ的なルールもわかりやすいので、子どもたちは「どこだ~」とか「きゃー!」とか言いながら完全に探検家と妖精になりきって楽しんでいます^_^

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実際の暗さ。ランタンの光の周囲以外何も見えない!

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やってみるとわかるのですが、これの配置は本当によくできていて、光の当たり加減が絶妙!
妖精は光に当たらない道を通ればマップ内どこでも行けますが、思ったように身動きできないということも多く、でも逆に一瞬の隙をついて全員集合もできます。

 

木の配置と探検家のスタート地点を変えることで毎回違った展開になるのも、アナログゲームならではの楽しみですね。

 

 

もっと楽しく遊ぶための工夫

妖精は最大6人置くことができますが、人数を減らすと妖精チーム側の難易度が下がります。探検家が大人で子どもが妖精チームというような時には、妖精の人数を減らしても良いかもしれません。

 

また、元々のルールでは、探検家1人対残りのメンバーが妖精になりますが、小さい子が探検家になる場合には、大人とペアで探検家にするのもバランス調整として良いです。

 

ゲームに慣れてきて、探検家と妖精、どちらも良い動きをしていると、なかなか決着がつかずにゲームが長くなりすぎることがあります。そんな気配が見えた時には、タイムリミットを決めて、凍らされた妖精の人数で勝敗を決めるというのも一つのアレンジとしておすすめできます。

 

 

真っ暗な中で遊ぶこのゲーム。昼間ならカーテンを全部閉めてやれば十分できますが、やはり夜の方が暗さも増して、光のラインがしっかり見えてやりやすいです。

暗~くしてやるので、大人も子どもも遊ぶうちになんとなく眠くなってきたりするので、夜ならそのまま眠りにつきやすいのも良いかも!?

 

 

脳トレにもなるかも

我が家の購入したアメリカ版は、ThinkFun社という会社が発売しています。

添付のリーフレットには以下のように紹介されています。

世界中で数々の賞を受賞する教育ツールを開発するThinkFun(シンクファン)社。論理的思考力や問題解決力、数理的考察力など思考力を育むために最適なゲームを開発している。「学ぶことは、楽しくあるべき!」という信念のもと、学ぶ人のチャレンジ精神を刺激する難易度設定やレベルアップが、小さい子どもから大人まで誰もが楽しめるゲームになっている。また、学校教育の教材としても採用されており、教育者を中心に世界中で絶大に指示されているブランドとして名高い。

楽しく遊んで、学びになれば、良いことづくめですね!^_^

 

家族皆さんで楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 SHADOWS IN THE FOREST
プレイ人数:2〜7人
対象年齢:8〜99歳(我が家の7歳5歳、大人と一緒なら問題なく遊んでます)

 

 

3歳女子、こんなこと言うのね!?母さんびっくりした発言まとめ

こんにちは、とももです。

現在5歳の長女が3歳になり、何やらおもしろいことをちょいちょい言ってたのをまとめてた下書きを見つけました。

 

娘コワイ編

 

「あのねー、ママよりパパの方が好きなのー。」

「パパがいる時はママ好きなのー。」

 

3歳3ヶ月頃、絶賛反抗期中の娘より。

全然言うことを聞いてくれなくて毎日イライラして怒ってばかりの私に言った一言。パパがいると適度に娘との距離が取れて気持ちが落ち着くため怒らなくなってましたが、パパがいると怒らないのを見破られてますね。

 

驚愕の都会っ子発言編

「木がいっぱいあるー」

足柄の方の山道で車窓から外を眺めて。

確かにうちの方ではこんなに緑ないですね…。

 

「わー、初めて星見たー」

祖父母宅のベランダにて星を眺めながら。

確かにうちの近所ではあまり星が見えない…。このあとも度々祖父母宅で星を見た話をしていました。印象に残ったんですね。

 

「なんか臭い」

森の中で。

それは土の匂いです。

 

「人がいない」

どこでもしばしばする発言。

いやいや、視界に数人いるじゃんて時もこの発言します。行く場所行く場所いっぱい人がいるからねえ…。

 

何が見えてる!?編

テレビで黒柳徹子さんを見て。

「あの人神様なの?阿弥陀様?」

思わず吹きました。なんで神様!?「あみださま」って単語が出てきたことにも驚きです。私が教えたことはないんですが、どこで阿弥陀様の存在を知ったんでしょう。

 

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これを見たら、そういえばこんなこと言ってたなって思い出しますが、こういう細かいことって結構忘れてしまいますね。

子どもの今の様子のこと、写真だけじゃなくて文章でも少しは残しておくと、あとで振り返れて良いですね。

5歳&2歳の子達と軽井沢おもちゃ王国に行きました

7月2週目、まだ梅雨明けしない時期に旅行に行きたいなーと思った時、雨でも暑くてもどちらでも遊べそうなところ~と考えて、たまたま友達に教えてもらった軽井沢おもちゃ王国が良さそうだったので、軽井沢旅行してきました!

 

おもちゃ王国はとにかく広くてどこから行こうか迷います。

初めて来た人なら、まずチューチュートレインに乗ると園内全体の様子がざっとわかり、その後行きたいところが選びやすくなるのでおすすめです。

 

私たちが着いたときには日差しがじりじり暑くなりかけてたので、まず元気なうちにわくわく大冒険の森でアスレチック。

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木のブランコやツリーハウス、吊り橋など、5歳以下の子には子ども1人につき付き添いが一人いりますが、2歳の子でもほとんどのところは自力で行けました。

 

近くの小川では渓流釣りやニジマスのつかみ取りが楽しめます。少し大きい子はこういうのもいいですね。

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おもちゃ王国にはジェットコースターやメリーゴーランド、ゴーカートなどの乗り物もたくさんあります。

こういう乗り物系は普通の遊園地だと小さい子は乗れないものが多いですが、ここは2歳ならほとんどのものが乗れます!それほど並ばずに乗れるのもうれしいところです。

 

 観覧車も乗ってみましたが、ここの観覧車、すっごく高いです!

娘たちは大丈夫だったんですけど、夫が若干の恐怖を覚えてました(笑)

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屋内のパビリオンもトミカプラレール、りかちゃん、シルバニア、メルちゃん、アンパンマン、おままごとコーナーに知育おもちゃなど赤ちゃんから幼児まで、男の子も女の子も絶対どこかには引っかかるラインナップ!

一つ一つが全部個別の建物になってるわけじゃなく、トミカプラレールは一緒、あとは少し大きい子向けのおもちゃと小さい子向けのおもちゃで建物が分かれてます。

うちは上の子がリカちゃんがいい、下の子がメルちゃんがいいとなったので、私は下の子担当になりました。

 

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 しっちゃかめっちゃかになったおもちゃ部屋の中、目を輝かせて夢中で遊ぶ子どもたち。対照的に疲れきってぐったりした親達の様子がなんとも言えません。

 

今回は乗り物にたくさん乗って時間と体力なくなっちゃいましたが、水遊びとかもできるので真夏でもいいですね!

子どもが小さいうちにまた来たいオススメスポットです(^-^)

 

 

子どもと死について考えるための絵本

先日、がんで闘病中だった小林麻央さんが亡くなったニュースは、多くの人にとってひとかたならぬ衝撃を与えるものでした。普段は芸能人のニュースには全く関心のない私ですが、母が一昨年がんになり、昨年の9月に亡くなってしまったので、同じ病気に自分とほとんど同じ年で子どもも同じ年頃の彼女のことは気にかけずにはいられませんでした。どうか助かって欲しいと願っていましたが…残念で、言葉がありません。

 

昨年9月に母が亡くなった時、上の子は4歳、下の子は2歳目前でした。下の子には祖母の記憶は残らないだろうし死について理解するにも幼すぎると思いましたが、上の子には死ぬってどういうことなのかを考えてみて欲しいと思い、母が亡くなったあと死について考えるための絵本を探しました。

 

 死について考えるための絵本5選

ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本)

ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本)

 

その手の内容の絵本で最近一番有名なのがこの本ではないでしょうか。絵本コーナーでよく平積みになっています。涙なしでは読めないので、立ち読みは危険です。

幼い子が肉親を亡くしてしまったら…まずはこの絵本、かもしれません。

 

 

おじいちゃんがおばけになったわけ

おじいちゃんがおばけになったわけ

 

 この絵本は4歳の娘には少し長いように思いましたが、なぜか不思議な魅力があるようで、借りてきてから何度も読んで読んでと持ってきました。

おじいちゃんとの思い出を一緒に思い出していくくだりなど、読み聞かせをしながら声が震えてしまって涙を抑えるのに必死でした。子どもに読む前に、最初何度か一人で読んでおくことをおすすめします。

親子ともにこの本はとても気に入ったので購入しましたが、今は2歳になった下の子も時々これを持ってきて読んでと言ってきます。不思議ですね。

 

 

おばあちゃんがいなくなっても…

おばあちゃんがいなくなっても…

 

おばあちゃんが病気になってだんだん弱っていってしまうという内容で、病気で亡くなるということについて考えるのに良い絵本だと思いました。「おじいちゃんがおばけになったわけ」よりも内容が難しく長いので、年長か小学校にあがったくらいにまた読んで聞かせたいと思っています。

 

 

はなたれちび

はなたれちび

 

ペットの死についてのお話ならこの絵本がおすすめです。 私も昔飼っていた犬が突然死んでしまった経験があり、この絵本の内容と重なって、何度読んでも泣けてしまいます。この本は長女が3歳の頃にいただいたのですが、もらってすぐの頃からなぜか気に入って繰り返し読んでいました。

 

 

寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑

寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑

 

 こちらは少し毛色が異なりますが、色々な生物やモノの寿命、「飛行機雲の寿命」みたいなちょっと変わったものまでとにかくあらゆるものの寿命をあつめています。大人が見ても知らないことだらけで、値段は少々高いですが長く楽しめる一冊です。身近な家族の死とはまた違った角度で死というものについて考えてみたらいいんじゃないかと思い、購入しました。

 

死について考えるということ

死は誰にでも訪れるもので、自分自身も、親しい誰かも、今日明日に突然死んでしまう可能性だってゼロではありません。私はまだ十代の頃、大切な家族だった飼い犬を突然亡くしたり、何人かの親族が相次いで亡くなったりして、急に訪れる死が恐ろしくなり一歩も動けないような心持ちになってしまったことがあります。でも、死について真剣に考えたことがないと、実際にもし自分や近しい人が病気などで死に直面したときに、きちんと死に向き合うことができないかもしれません。

私の母は亡くなった時57歳でしたが、自分の死の可能性について考えることを恐れるばかりでなかなか向き合うことができませんでした。自分の死の可能性については真剣に考えようとすればするほど恐ろしくなるということはよくわかります。何ら健康に問題がなく寿命にも程遠い十代の頃でも大きな恐れを感じたのですから、実際に死に至る病気になったときにそれを考えることがどれほど恐ろしいかは想像に難くありません。でも、自分が死ぬということを受け入れ、死への恐れがいつも隣に在ることで今日をより大切にできると思うのです。

「死」は急に正面から向かい合おうとすると、大きな壁のように立ちはだかってきます。死を身近に感じることが少ない現代の世の中ですから、子どもたちには少しずつ死に触れて、いつかそのことを自然に受け入れてもらえたらいいなと思います。

 

最後になりましたが、小林麻央さんのご冥福を祈って。

Audible版「赤毛のアン」で英語づけを読んで

最近Febeでオーディオブックを聞いてみているのですが、オーディオブックは一冊が結構高いので一月にたくさんは買えないのでAmazonのオーディオブック聴き放題サービスAudibleを試してみることにしました。

 

Audibleで英語勉強したらいいんじゃない?

ラインナップ的にはFebeの方がベストセラーなども多く取り扱っていて充実しているのですが、English Journalの英語版があったり洋書もあるので英語の勉強用だけに使ってもいいかもなあと思いました。

 

そんなわけで語学系のカテゴリを見ていたところ、ふとこの本が目に止まって気になりました。

「赤毛のアン」で英語づけ

「赤毛のアン」で英語づけ

 

 

児童文学の名作を英語原文で読んでみたい

子どもができてから子どもの絵本を選んだりしているうちに、そういえば子どもの頃定番の児童文学とか自分は以外に読んでこなかったんだなあということに気づいて読んでみたくなったのですが、今だったら日本語で読むより英語原文で読むほうが英語の勉強にもなってちょうどいいかもと思っていました。

赤毛のアンは児童文学というくくりか微妙ですが小学生でも読める内容ということで

 

この本は脳科学者の茂木健一郎先生が書いていますが、茂木先生の本を先日たまたま一冊読んで物の捉え方というか感性がおもしろいなあと思っていたのもこの本を選ぶのに繋がりました。

 

赤毛のアン」で英語づけはどんな本なの?

この本はざっくりいうと、

  1. 赤毛のアンの中のハイライト的な部分と茂木先生の選ぶ名文を抽出して英語で読んでみる
  2. 一文ずつおおざっぱな日本語訳をつけて理解を助ける
  3. 茂木先生のコメント

という構成で成り立っています。

そのため、あらすじはわかりますが全文を読むわけではありません。ネタバレします!全文を最初からきれいに読みたいという場合にはおすすめできません。

茂木先生のコメントは赤毛のアンのお話の内容を詳しく解説するようなものではありませんが、単語のルーツの説明などは興味深いです。単語の細かいニュアンスを学びたいといった人にはおもしろいのではないかと思います。

 

しかしながらこの本の中で私が最も好きになったのが藤谷文子さんのナレーションです。

モンゴメリーの英語表現と藤谷文子さんの読む英語の響きがとても合っていてすばらしく美しいのです!!

藤谷文子さんが全文読んでいる赤毛のアンのオーディオブックを聞きたい!

英語の意味が多少わからなくてももうずっと聞いてたい!!

そのくらい好きになってしまいました(笑)

 

赤毛のアンの美しい英語原文に触れたい

最近子どもに英語の絵本をちょっと読んであげるくらいで自分のための英語学習は全然やっていなかったのですが、こんな風にちょっとくらい単語がわからなくてもその音の響きが好きだとか内容がおもしろくてもっと読みたい、なんとかして読みたい!みたいな気持ちで英語に向かうほうが楽しく英語を学べて良いんじゃないかなと思います。

ずっと頭で理念としてそれは思ってたのですが、興味を持てる題材がなかなか見つからなかったりしてそういうやり方をしてこなかったのですが、この本は良い取っ掛かりになりました。

 

まずは日本語訳の方の本をざーっと倍速とかで聞いてから英語原文の方を聞きたいと思ったのでAudibleで提供されているこちらのオーディオブックを聞いてみたのですが…あかんです!

赤毛のアン

赤毛のアン

 

これはたぶんセリフのところを拾って読んでるだけ?「赤毛のアン」で英語づけを先に聞いていたからなんとなくわかりましたけど、話がちゃんとつながっていなくてよくわからないです。ダメでした(>_<)

 

オーディオブックの方が良かったんですけどなさそうなのでkindle版かなあ。。。

Kindle Unlimitedで読めるのはこれ。 

赤毛のアン (10歳までに読みたい世界名作)

赤毛のアン (10歳までに読みたい世界名作)

 

 

赤毛のアン

赤毛のアン

 

 

 英語版だとこちらがオーディオブックリンク付きと書いてあるので良さそうです。

Anne of Green Gables: Filibooks Classics (Illustrated) with Audiobook Link (English Edition)

Anne of Green Gables: Filibooks Classics (Illustrated) with Audiobook Link (English Edition)

 

 

高校のときに仲の良かった友だちが赤毛のアンにすごくハマっていました。その友だちが勧めてくれた本はいつもおもしろかったんですが、当時はなんとなく少女趣味っぽいタイトルのこの本にはどうも惹かれず、赤毛のアンに関しては読まずに今まで来てしまいました。

本は今これを読みたい!と思った時が一番の読み時。私にとっては今がこの本の読みどきなのかもしれないですね。

元ゲームプランナーとして二人の子の親としてポケモンGoをやってみて思ったこと

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こんにちは、実は元ゲームプランナーだったTomokoです。

 

子育てで忙しくて最近とんとゲームをやっていなかったのですが、先日リリースされたポケモンGoはさすがにやっておくかと思ってやってみました。

 

ポケモンGoってどんなゲーム?

ポケモンGoをやっていない人のために簡単にゲーム内容を説明します。

ポケモンGoは町を歩いてポケモンを探すゲームです。

ゲーム中にやることはおおまかに以下の4つです。

  1. ポケストップ(公園やオブジェ)に行ってボールなどのアイテムを手に入れる
  2. その辺を歩いてポケモンを探して、見つけたらボールをぶつけて捕まえる
  3. 捕まえたポケモンを育てる
  4. ジム(地域拠点)に行ってそこを守っているポケモンと闘う

かなりざっくりした説明で細かい部分省いてますが、大体やってることはこんな感じです。

ゲームには大抵小目的、中目的、大目的が設定されているのですが、上の遊びの順で行くと1が小目的2、3が中目的、4が大目的になります。

やってみて気づいたポケモンGoの5つの問題点

1.ポケストップの数に地域差がありすぎる

これについてはサービス開始当初から言われていたことですが、ポケストップの配置に地域差がありすぎて、山のようにあるところと田舎とかだとほんとにほとんどなかったりして住んでいる場所による有利不利がゲーム的に大きすぎます


2.近場でゲットできるポケモンはいつもだいたい同じ

移動することで様々なポケモンを得られるゲームなのである程度仕方ない部分ではあるのですが、普段の自分の行動範囲だけで遊んでいると決まった種類のポケモンしか出ません。

そこで色々な所歩いて行動範囲広げようと思えば健康的にもなりますが、そこまでしようと思わなければそれで終了。

行動範囲内で手に入れられるポケモンがいつも同じなのですぐに飽きてしまいます。

そもそも徒歩圏内にいないポケモンも多数います。

全種類コンプリートしようと思ったら電車や車で出かけなければなりません。

 

3.ポケモンを捕まえるために歩いてる途中立ち止まるか歩きスマホするしかない

最近はスーパーとかに行っても歩きスマホを注意するアナウンスがしばしば流れていますが、ポケモンを捕まえるためにはその瞬間はゲーム画面を見てゲームに集中しなければなりません。

誰でもわかることですが、歩いている人の集中力が散漫になると本人も周りの人も危険です。

4.ジム(拠点)を守っているポケモンと闘うにはそこに立ち止まってゲームしないといけない

どんなゲームかのところであえて細かい説明を省いたのですが、ポケモンはプレイヤーが赤・黄色・青のチームに分かれて陣地を取り合うチームバトル的な要素があります。

ジムに自分と違うチームのポケモンが陣取っていたら対戦してそのジムを自分のチームの拠点にするという遊びがあります。

ジムにいる他チームのポケモンと対戦するにはそのジムの近くに立ち止まってバトルを行わなければなりません。いい大人が路上でゲームに夢中になっているのはちょっと恥ずかしい…というのは私の主観なのでまあどうでもいいのですが。

人の往来のある公共の場所で周囲に注意を払わずゲームを行うのは危険です。

たとえば容易に想像できるのはスリ、置き引き。日本ではそういったことは少ないと信じたいところですが、海外の治安の悪い都市部などでも行われているゲームですから、そういった場所であることも考慮してこの危険性は看過されるべきではないと思います。

5.ジムにいるポケモンが強すぎて低レベルプレイヤーには太刀打ちできない

ジムにいるポケモンは他のプレイヤーと対戦して勝ってきてる強者なので、低レベルプレイヤーには到底太刀打ちができません。ということは、低レベルプレイヤーは上で説明したゲームの4つの遊びのうちの1つ、大目的を失うということになります。

また相手が強すぎるのがわかったら、 育てても追いつかないなーという感じになって3つめの遊びの捕まえたポケモンを育てるという遊びも特に意味が見出せなくなります。

 

つまり新しいプレイヤーが入ってきて最初は楽しくやっていても、

ジムにいるやつ強すぎ → 育てても意味無いじゃん → うちの近くだと同じのしか出ないなー → 捕まえたいやついないのにポケストップだけ寄ってもなあ → やめる

というやめるまでの道筋が容易に見えます。

 

東京とかに住んでいて、電車で簡単に色々なところに出かけて行って色々なポケモンを集められる人ならジムでのバトルをあまりやらなかったとしてもそれなりに楽しめるかもしれませんが、そうではない人にはとてもモチベーションが続かないでしょう。

 

子を持つ親としてポケモンGoに思うこと

元ゲームプランナーとしての感想はまあ端的に行ってしまえばなんだこのひどい仕様はって感じなんですが、まあパイも大きいし一部のヘビーユーザーの課金だけで商売的には全然成り立つとは思うんですよ。

ポケモンじゃない普通のゲームとかだったら別にこの微妙な仕様でも利益がちゃんと出るならいいんです。

でも子を持つ親としてはこのゲームのルールをポケモンではやってほしくなかった。

 

なぜかというと、ポケモンは初代の発売から20年経ち最初の頃にプレイした人たちがもう20代30代になっていてポケモンGoは子供時代にポケモンを遊んだ世代がおそらくメインターゲットになっているとはいえ、今の子どもたちも遊ぶゲームなんです。

 

実は9月に発売されるポケモンGoプラスというポケモンGo専用デバイスを使うと上で指摘した5つの問題点のうち1つは解消されます。

というのは、ポケモンGoプラスを使うとポケストップでアイテムを拾ったりやポケモンを捕まえるときにゲーム画面を見る必要がなくなるので、ポケモンを捕まえるときに画面を見てゲームをしなければならないというのはなくなるのです。

でも小学生でもスマホを持っている今の時代、すでに多くの小学生がスマホタブレット端末を使ってポケモンGoをやっているのを見ました。

子どもはゲームをはじめてしまうと大人よりもすごい集中力で画面に熱中してしまいます。

専用デバイスで歩行中の危険性を回避するような仕様を入れるなら、最初からちゃんとスマホ版でも子どもの歩行中のゲームプレイの危険性について考慮した仕様にして欲しかったです。

また専用デバイスでもジムでのバトルはその場でやるというのは今の段階で発表されている商品内容を見る限りでは変わらないようです。

この問題の大人の場合の被害はスリとか置き引きが主だと思いますが、子どもだと最悪の場合連れ去りとかに合うようなスキを作ってしまいます。

子どもではありませんが先日女性が無理やり連れ込まれそうになったと連れ去り未遂事件もあったようです。

参考:「ポケモンGO」で連れ去り未遂 | NNNニュース

子どもも遊ぶゲームだからこそ、プレイ中のプレイヤーの安全性についてはもっと真剣に考えて欲しかったと思います。

 

またもう一つ気になったのは、上で指摘した1と2の問題点、ポケストップやポケモンの配置の地域差を超えてポケモンを集めるためには電車や車が必要、つまり大人の手やお金が必要な移動手段を使わないとポケモンの全種類コンプリートが達成できないということです。

完全に大人向けのタイトルなら別にそれでもいいですよ。

でにこれじゃあ子どもは全然楽しめないですよね?

ポケモンという本来は子ども向けのタイトルなのだからこそ、子どもが全部のポケモンを集めることを目指して楽しめるゲームにしてほしかった。

 

ポケモンGoだと友だちと一緒に遊ぶ楽しさもなくなっちゃってますしね。

 

そんなわけで、ポケモンという世界的にも超有名で影響力のあるタイトルだからこそ、もうちょっと色々考えて欲しかったなあと残念な気持ちになった次第です。

おわり。

 

メンタリストDaiGoの絵本の専門家との対談がおもしろかった

最近ふと本屋でメンタリストDaiGoの本のコーナーを見かけて、なんとなく惹かれた「自分を操る超集中力」という本を読んでみました。

 

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

 

実は今母ががんを患っているのでそれを治すための本をここのところ読み漁ってたのですが、がんを治すための食事とか生活習慣とかの本の内容のエッセンスがこのDaiGoの本に凝縮していてびっくり!!

良い食事と生活習慣は心と身体の健康に役立つだけでなく、美容にも良いし集中力アップにもつながると気づいて、病気の母だけでなく自分自身の生活もすっかり一変した昨今です。

 

それにしてもDaiGoの本は要点がぎゅっと詰まって無駄がなく、体脂肪率10%以下のアスリートの肉体のような感じで、私が自分の読んだ本のノートを書くならこんな感じになるわと思ってすっかり気に入ってしまいました。

本は今ほかにも読みたいものがたくさん積んであってDaiGoのその他の本はまだ全然読めてないのですが、ニコニコ動画で生放送やっていたので動画はちょいちょい見てます。

 

その中で絵本の専門家の方と対談しているのがあって、小さい子を持つ親には特に興味深い話をたくさんされていたのでおすすめです。

特にこんな疑問を持ってる人なら聞いて損はないかと思います。

  • 子どもに絵本を読んであげたいけれど何を読んでいいかわからない
  • 絵本をいつから読めばいいかわからない、どう読めばいいかわからない
  • 子どもに絵本は読んであげるべきなのか疑問に思っている

絵本の専門家と対談してみた

動画のリンク貼ってみたんですけど、これもしかしたらチャンネル会員専用かも…?

見れなかったらごめんなさい(>_<)でもDaiGoチャンネルは500円とかでこの内容見放題じゃ超安いって思える内容がいっぱいなので、セミナー行ったり勉強するのが好きの人とかにはおすすめです。セミナーとか行ったら数千円する講座で得るものなしとかもありますからねえ。交通費もかかるし。

 

この辺も気になってます。 

子育ては心理学でラクになる

子育ては心理学でラクになる

 

 

絵本選びの参考になる動画を紹介したかっただけなのに期せずしてDaiGoを宣伝するエントリになってしまいました(^^;