とあるはぐれものの戯言

子育てと仕事、どっちも楽しみたい

子育て中のママにとって最高のカフェ@横浜戸塚|社会起業スクール第3回

こんにちは、とももです。

 

先日第3回目の社会起業スクールでは現場視察で、戸塚にあるこまちカフェに行って代表の森祐美子さんのお話を聞いてきました。

 

comachiplus.org

 

上のリンク先をぜひ見て欲しいのですが、こまちカフェは木のぬくもりに囲まれたとっても素敵なカフェです。木のおもちゃや遊具が色々あって子どもたちも喜ぶこと間違いなし。

旬野菜を使ったランチもとてもおいしく、キッズメニューは小麦粉・卵・乳製品を使っていないメニューになっています。うちの子も卵アレルギーなのでこれはうれしいです。

 

この日は託児があったので子無しだったのですが、こまちカフェには子どもを見ていてくれるスタッフがいて、ママの食事中赤ちゃんを抱っこしていてくれたり子どもと遊んでいてくれたりするのです。バウンサーもありました。子どもが小さいと外で食事しても急いでかきこむように食べるしかないので、ゆっくり食事ができるってすっごくうれしいですよね。

 

こまちカフェには他にも手作りアイテムの小箱ショップ(ワークショップもあり)、ママ向けのもの多数の各種イベントも開催されています。

 

このカフェ、私が地元に作りたいなーと思っていたものとかなりイメージが近かったんですよね。横浜市の起業相談の窓口で子育て支援の場作りとかも興味あるって言ったら、あなたwebの技術あるならwebで何かやればいいのにと言われて、まあ確かにそれも一理あると思ったので今はwebの方のを考えて進めてますが。

 

森さんのやり方で良いなと思ったのは、最初はコミュニティカフェのスペースを間借りして週一で営業するなど小さく始めたこと。ご本人が意識されてたかはわかりませんが、リーン・スタートアップの実践の一例と思えました。

リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップ

 

 

森さんのお話の中で3つの車輪という言葉が出てきました。

  • やりたいか・強みを活かせるか・必要とされているか
  • 経済・文化・社会

この車輪がうまく噛みあえば事業はうまく回っていくということでした。

 

「経済」という言葉がこの車輪の中に出てきます。こまちカフェの帰りに他のスクール参加者の方たちと話していたのですが、自分のやりたいことって今自分が参加しているサークルの中でやればいいことで起業とか必要ではないんじゃないかと言った人がいました。

私は逆で、社会的な課題であればこそいかにお金を得て事業として活動を行っていくかが重要ではないかと考えていました。なぜなら自分が問題と感じていて同じ問題を共有する仲間がいるのならば、自分の身の回り以外でもきっと他にも必要としている人がいて、事業化することで内輪だけでなくグループの外でその問題に関心がある人にもサービスがアクセス可能になるからです。

また、お金を払えば対価を得た人の生活の糧になります。慈善事業で無償奉仕みたいにされるのもいいですけど、それだと意識ある人のがんばりだけに活動が依存してしまい、その人がやる気がなくなったり何かできない状況に陥ったりすればいかに良い活動をしていてもそこでおしまいになってしまいます。

会社として活動していくことで、誰か一人がだめになってもその活動は持続する可能性があります。人が集まればそこにはお金を払ってくれる人がいると思います。どんな人が集まるかが定まれば、お金を払ってくれる人は自ずと見えてくるのではないでしょうか。社会起業はそこをうまく見定めてできればいいのではないかと思います。

 

もうひとつ、「文化」というのは私は意識したことのない視点でした。こまちカフェであればカフェ自体の雰囲気や小箱ショップ、イベント、すべてがカフェの文化を作っていました。魅力的な文化は人を惹きつけます。この視点はぜひ今後自分の事業にも活かしていきたいなと思いました。

 

それではまた。