とあるはぐれものの戯言

子育てと仕事、どっちも楽しみたい

家族で楽しむボードゲームレビュー<1>真っ暗闇で遊ぶ!?夜におすすめSHADOWS IN THE FOREST

新型コロナウイルスの影響による外出自粛で、家で家族で過ごす時間が増えましたね。

7歳と5歳の娘がいる我が家は、ここのところ毎日のようにボードゲームで遊んでいます!

元々夫婦ともボドゲ好きで仲間内で色々遊んできましたが、5歳の娘でも楽しめるものとなるとやはりある程度選ぶ必要があります。

 

今日おすすめするのは、こちら SHADOWS IN THE FOREST(ドイツ原版名:Waldshattenspiel)

 部屋を暗くして遊ぶというのがとても変わっていて面白いゲームです!

パッケージには8歳からと書いてありますが、大人と一緒なら5歳でも遊べます。

 

簡単なルール説明

暗い森の中、探検家はライトを照らしながら妖精を探して進んでいきます。

妖精は、探検家に見つからないように木の陰に隠れながら仲間がみんな集まるようにします。

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かわいい妖精さんたち

 

マップボードに木のオブジェクトを置いて準備をします。

 

探検家は1人。ランタンを持ちます。マップ内の赤い石にランタンを置き、そこからスタートになります。

 

妖精は最大6人(6匹?)。スタートの時には一つの木に一人の妖精が隠れられます。妖精が隠れる間、探検家は目をつぶってどこに隠れたのかわからないようにします。

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スタンバイする探検家と隠れる妖精さんたち



例えば4人でプレイする場合、探検家1人に妖精が3人になります。
妖精側はチームで、どうやって動くかみんなで相談しながら進められます。小さい子でも大人と相談しながら動かせるということです。

 

 

探検家はサイコロを振って、石の上を進みます。苔の生えた石のところでのみ、進行方向を変えられます。

妖精は探検家のランタンの光に当たってしまうと、マスクを剥がされてしまいます!

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マスクを剥がされた!

 

マスクを剥がされた妖精は凍らされて動けなくなってしまいます。仲間の妖精は、凍らされた仲間を助けなければなりません。

 

妖精のターンの時には、探検家は目をつぶり、妖精は光に当たらないようにしながらマップ内を移動します。

 

探検家がすべての妖精のマスクを剥がせたら探検家の勝ち。
一つの木に全部の妖精が集まることができたら、妖精の勝ちです。

 

 

このゲームの面白いところ

まず単純に、このゲーム、暗闇の中で灯りを動かすというのが面白いですよね!

妖精たちがかわいくて、かくれんぼ的なルールもわかりやすいので、子どもたちは「どこだ~」とか「きゃー!」とか言いながら完全に探検家と妖精になりきって楽しんでいます^_^

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実際の暗さ。ランタンの光の周囲以外何も見えない!

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やってみるとわかるのですが、これの配置は本当によくできていて、光の当たり加減が絶妙!
妖精は光に当たらない道を通ればマップ内どこでも行けますが、思ったように身動きできないということも多く、でも逆に一瞬の隙をついて全員集合もできます。

 

木の配置と探検家のスタート地点を変えることで毎回違った展開になるのも、アナログゲームならではの楽しみですね。

 

 

もっと楽しく遊ぶための工夫

妖精は最大6人置くことができますが、人数を減らすと妖精チーム側の難易度が下がります。探検家が大人で子どもが妖精チームというような時には、妖精の人数を減らしても良いかもしれません。

 

また、元々のルールでは、探検家1人対残りのメンバーが妖精になりますが、小さい子が探検家になる場合には、大人とペアで探検家にするのもバランス調整として良いです。

 

ゲームに慣れてきて、探検家と妖精、どちらも良い動きをしていると、なかなか決着がつかずにゲームが長くなりすぎることがあります。そんな気配が見えた時には、タイムリミットを決めて、凍らされた妖精の人数で勝敗を決めるというのも一つのアレンジとしておすすめできます。

 

 

真っ暗な中で遊ぶこのゲーム。昼間ならカーテンを全部閉めてやれば十分できますが、やはり夜の方が暗さも増して、光のラインがしっかり見えてやりやすいです。

暗~くしてやるので、大人も子どもも遊ぶうちになんとなく眠くなってきたりするので、夜ならそのまま眠りにつきやすいのも良いかも!?

 

 

脳トレにもなるかも

我が家の購入したアメリカ版は、ThinkFun社という会社が発売しています。

添付のリーフレットには以下のように紹介されています。

世界中で数々の賞を受賞する教育ツールを開発するThinkFun(シンクファン)社。論理的思考力や問題解決力、数理的考察力など思考力を育むために最適なゲームを開発している。「学ぶことは、楽しくあるべき!」という信念のもと、学ぶ人のチャレンジ精神を刺激する難易度設定やレベルアップが、小さい子どもから大人まで誰もが楽しめるゲームになっている。また、学校教育の教材としても採用されており、教育者を中心に世界中で絶大に指示されているブランドとして名高い。

楽しく遊んで、学びになれば、良いことづくめですね!^_^

 

家族皆さんで楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 SHADOWS IN THE FOREST
プレイ人数:2〜7人
対象年齢:8〜99歳(我が家の7歳5歳、大人と一緒なら問題なく遊んでます)