とあるはぐれものの戯言

子育てと仕事、どっちも楽しみたい

Audible版「赤毛のアン」で英語づけを読んで

最近Febeでオーディオブックを聞いてみているのですが、オーディオブックは一冊が結構高いので一月にたくさんは買えないのでAmazonのオーディオブック聴き放題サービスAudibleを試してみることにしました。

 

Audibleで英語勉強したらいいんじゃない?

ラインナップ的にはFebeの方がベストセラーなども多く取り扱っていて充実しているのですが、English Journalの英語版があったり洋書もあるので英語の勉強用だけに使ってもいいかもなあと思いました。

 

そんなわけで語学系のカテゴリを見ていたところ、ふとこの本が目に止まって気になりました。

「赤毛のアン」で英語づけ

「赤毛のアン」で英語づけ

 

 

児童文学の名作を英語原文で読んでみたい

子どもができてから子どもの絵本を選んだりしているうちに、そういえば子どもの頃定番の児童文学とか自分は以外に読んでこなかったんだなあということに気づいて読んでみたくなったのですが、今だったら日本語で読むより英語原文で読むほうが英語の勉強にもなってちょうどいいかもと思っていました。

赤毛のアンは児童文学というくくりか微妙ですが小学生でも読める内容ということで

 

この本は脳科学者の茂木健一郎先生が書いていますが、茂木先生の本を先日たまたま一冊読んで物の捉え方というか感性がおもしろいなあと思っていたのもこの本を選ぶのに繋がりました。

 

赤毛のアン」で英語づけはどんな本なの?

この本はざっくりいうと、

  1. 赤毛のアンの中のハイライト的な部分と茂木先生の選ぶ名文を抽出して英語で読んでみる
  2. 一文ずつおおざっぱな日本語訳をつけて理解を助ける
  3. 茂木先生のコメント

という構成で成り立っています。

そのため、あらすじはわかりますが全文を読むわけではありません。ネタバレします!全文を最初からきれいに読みたいという場合にはおすすめできません。

茂木先生のコメントは赤毛のアンのお話の内容を詳しく解説するようなものではありませんが、単語のルーツの説明などは興味深いです。単語の細かいニュアンスを学びたいといった人にはおもしろいのではないかと思います。

 

しかしながらこの本の中で私が最も好きになったのが藤谷文子さんのナレーションです。

モンゴメリーの英語表現と藤谷文子さんの読む英語の響きがとても合っていてすばらしく美しいのです!!

藤谷文子さんが全文読んでいる赤毛のアンのオーディオブックを聞きたい!

英語の意味が多少わからなくてももうずっと聞いてたい!!

そのくらい好きになってしまいました(笑)

 

赤毛のアンの美しい英語原文に触れたい

最近子どもに英語の絵本をちょっと読んであげるくらいで自分のための英語学習は全然やっていなかったのですが、こんな風にちょっとくらい単語がわからなくてもその音の響きが好きだとか内容がおもしろくてもっと読みたい、なんとかして読みたい!みたいな気持ちで英語に向かうほうが楽しく英語を学べて良いんじゃないかなと思います。

ずっと頭で理念としてそれは思ってたのですが、興味を持てる題材がなかなか見つからなかったりしてそういうやり方をしてこなかったのですが、この本は良い取っ掛かりになりました。

 

まずは日本語訳の方の本をざーっと倍速とかで聞いてから英語原文の方を聞きたいと思ったのでAudibleで提供されているこちらのオーディオブックを聞いてみたのですが…あかんです!

赤毛のアン

赤毛のアン

 

これはたぶんセリフのところを拾って読んでるだけ?「赤毛のアン」で英語づけを先に聞いていたからなんとなくわかりましたけど、話がちゃんとつながっていなくてよくわからないです。ダメでした(>_<)

 

オーディオブックの方が良かったんですけどなさそうなのでkindle版かなあ。。。

Kindle Unlimitedで読めるのはこれ。 

赤毛のアン (10歳までに読みたい世界名作)

赤毛のアン (10歳までに読みたい世界名作)

 

 

赤毛のアン

赤毛のアン

 

 

 英語版だとこちらがオーディオブックリンク付きと書いてあるので良さそうです。

Anne of Green Gables: Filibooks Classics (Illustrated) with Audiobook Link (English Edition)

Anne of Green Gables: Filibooks Classics (Illustrated) with Audiobook Link (English Edition)

 

 

高校のときに仲の良かった友だちが赤毛のアンにすごくハマっていました。その友だちが勧めてくれた本はいつもおもしろかったんですが、当時はなんとなく少女趣味っぽいタイトルのこの本にはどうも惹かれず、赤毛のアンに関しては読まずに今まで来てしまいました。

本は今これを読みたい!と思った時が一番の読み時。私にとっては今がこの本の読みどきなのかもしれないですね。